
昨日久しぶりに会った友達が、資産運用のことで悩んでいたの

どんな悩み?

将来のために投資を始めたいけれど、共働きで忙しくて投資のための勉強もなかなかできないって

確かに、共働きだと時間を取るのも難しいかもしれないね。でも、忙しい人にこそオススメしたい資産運用方法があるんだよ!
目次
共働きだからこそ活用したいおまかせ投資
共働きって何かと忙しいですよね。
貯金だけではお金も増えないこのご時世。
将来のことを考えて、投資をやってみようかな…と考える人も多いのではないでしょうか。
でも、最適な投資を行うためには勉強したり運用中のメンテナンスをしたり、とにかく手間がかかります。
大きなリターンを得るためには、市場(日本だけでなく海外も!)の動向や株価、企業情報のチェックも欠かせません。
結局、投資って大変! 自分たちには無理!!
そう考えてしまうかもしれませんが、投資の手間を省く方法こそがおまかせ投資。
手間をかけずに資産運用できるので、忙しい共働き夫婦にもピッタリなんです。

おまかせ投資って方法があるのね! 投資と聞くと自分でやらないといけないって思ってしまうけれど、おまかせなら負担も減らせるね

ただ、今は投資にまつわる税金の優遇制度も多い。納税額が多くなりがちな共働き夫婦だから、まずは節税から考えてみよう
まずはiDeCoで節税
優遇制度の中でも、最初に活用したいのがiDeCo(個人型確定拠出年金)です。
月々の積立額に上限があり60歳まで引き出せないという制限があるものの、積立金は全額、所得控除の対象となります。
運用中の利益は非課税、受取時にも税制のメリットがあるiDeCo。
まずはiDeCoで節税しながら老後に備えましょう。
iDeCoについてはこちらも合わせてお読み下さい。
⇒初心者こそ始めないと損、個人型確定拠出年金(iDeCo)とは

iDeCoだけで老後に備えるのは難しいのかしら?

積立額に上限があるから、最大でも年間27万円程度しか積立てられない。30年積立てたとしても800万円程度だから、もう少しあった方が安心だね
余力があればNISAやつみたてNISAも
優遇制度と聞いて、NISAやつみたてNISAを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
こちらは運用中の利益が非課税になる制度。
通常なら運用益に対して20.315%の税金が必要になるため、節税効果も大きいと言えます。
しかし、注意点が多いのも事実。
NISAやつみたてNISAを始めるかどうかは、デメリットを知ったうえで判断することをオススメします。

NISAやつみたてNISAなら非課税になって良い気もするけど…どんなデメリットがあるのかな?

具体的なデメリットをチェックしておこう
デメリット1.投資枠が少ない
NISAの非課税投資枠は年間120万円、つみたてNISAの非課税投資枠は年間40万円。
これを超える分は非課税投資の対象外となってしまいます。
また、NISAとつみたてNISAは併用もできません。
デメリット2.一度売ると終わり
NISAもつみたてNISAも、一度使ってしまった非課税枠は売却しても復活しません。
売ってしまえば、そこで非課税枠は終わりです。
例)1月にNISA枠で60万円分買い(残り非課税枠は60万円)、5月に30万円分売却
→5月以降に使える非課税枠は60万円のまま(60万+30万=90万にはならない)
デメリット3.損失を他と相殺できない
一般口座や特定口座の取引では、損失が出た場合に他の利益と相殺し、節税することが可能。
いわゆる損益通算といわれるもので、損失は最大3年まで繰り越せます。
しかし、NISAやつみたてNISAでの取引は損益通算の対象外。
損失が出ていても翌年以降に繰り越すことはできません。
結局は色々と勉強が必要
NISAやつみたてNISAは「制度」なので、運用するのは自分自身。
そうなると、まずは制度自体のことを知り、売買のタイミングや商品の特徴など勉強することが必要になるのです。

結局、NISAやつみたてNISAって税金の優遇はあるけれど、自分で運用するからおまかせ投資ではないってことね

そう。NISAやつみたてNISAだと手間暇がかかるから、悩みは解決しないでしょう?忙しい共働きの悩みを解決するには、やはりおまかせ投資が一番なんだ
NISAについて詳しくはこちら
⇒初心者でもこれだけで十分、NISAのメリットと注意点
つみたてNISAについて詳しくはこちら
⇒初心者でもこれで分かる「つみたてNISA(積立NISA)」とは
本命はおまかせ投資の王道
共働き夫婦にとっておまかせ投資の最大のメリットは、手間をかけずに資産運用ができること。
投資経験のない初心者でも、投資のプロと同じような運用が可能です。
とは言え、おまかせ投資にもいろいろあるので、どう選べばいいのか迷う人も多いはず。
選ぶ基準について、金融庁の金融レポートが分かりやすく解説しています。
リターンの安定した投資を行うには、投資対象のグローバルな分散、投資時期の分散、長期的な保有の3つを組み合わせて活用することが有効である。
過去の実績データに照らしても、20 年間にわたり、国内・先進国・新興国の株式・債券にそれぞれ6分の1ずつ長期・積立・分散投資を行っていた場合には、定期預金だけで積立を行った場合や、国内外の株式・債券だけに積立・分散投資を行った場合と比べて、パフォーマンスに大きな違いが見受けられる
引用元: 金融庁 平成27事務年度 金融レポート
金融庁の金融レポートでも記載されている通り、投資の王道は、
- 国際分散投資
- 投資時期の分散
- 長期投資
です。
これをいかに低コストで実現するかということですね。
1.世界分散
まずは投資対象地域から。
世界の様々な国や地域に分散投資ができるかどうかチェックします。

どうして世界分散が必要なの?

リスク分散の意味もあるけれど、世界経済の成長に合わせて資産を増やしていくためだよ。日本の経済成長率は1%に満たないけれど、世界の経済成長率は3%以上! 世界全体に投資することで、この恩恵を受けられるんだ
【GDPの推移】
2.積立で時間分散
投資対象地域だけでなく、時間分散も投資の基本。
バブル期のような好景気のときはもちろん、リーマンショックのような不景気のときでさえも、コツコツ投資を続けることが大きなリターンにつながります。
積立投資はその都度入金が必要になると、その分、手間がかかります。
おまかせ投資なら自動積立に対応しているかどうかもチェックしておきましょう。

積立投資はドルコスト平均法と呼ばれる投資手法で、老後への備えなど長期投資において特に有効と言われているんだ。決まったタイミングで一定額ずつ買い付けるから、高値のときにたくさん買ってしまうことも防げるんだよ
3.自動機能が充実しているか
自動積立もそうですが、おまかせ投資では機能がどれだけ充実しているかもポイント。
機能が少ないと、結局自分でやることが増えてしまいます。
商品選定から最適ポートフォリオの構築、自動発注や自動リバランスなど、長く資産運用を続けるなら「どれだけ手間を省けるか」もチェックしておきましょう。

理想は完全ほったらかし投資、かな。運用状況のチェックくらいならすぐに出来るけれど、それ以外はお任せしたいくらい

自動機能が充実していれば、貯金みたいな感覚で資産運用できるからね。自分で運用すると売買のタイミングを判断するために値動きが気になって落ち着かないけれど、おまかせ投資ならその心配も不要だよ
4.低コスト
最後はコスト面。
いくらおまかせ投資ができると言っても、運用益以上の手数料がかかっていては意味がありません。
さらに、保有中のコストはもちろんですが、購入時や解約時のコストもよくチェックしておきましょう。
購入時に手数料がかかるような商品だと、積立投資のたびにコストが発生してしまいます。

いかにコストを抑えるかは、投資をするうえでも大事なことだったよね

そう! コストを抑えた分は運用に回せるから、投資効率アップにもつながるよ
元本1,000万円で手数料を払い続けると…
手数料 | 10年後 | 20年後 |
---|---|---|
1% | 904万円 | 817万円 |
2% | 817万円 | 668万円 |
3% | 737万円 | 543万円 |
4% | 664万円 | 442万円 |
おまかせ投資の比較
ここからは具体的におまかせ投資を比較。
今回は投資信託、ファンドラップ、ロボアドバイザーの3つの特徴を見てみます。
いずれも、資産を預けて運用してもらう商品やサービスです。
1.投資信託
- 指数に連動して機械的に運用するインデックスファンドと、人の手によって運用するアクティブファンドがある
- 種類が非常に多く(5千を超える商品がある)、商品を選ぶのが大変
- 日本の投資信託は規模が小さく、コストが高く、成績が悪い傾向がある
- 複数の商品を組み合わせたり、バランス型ファンドなどを用いれば世界分散が可能(ただしバランス型ファンドは信託報酬が高く、隠れた手数料も高額になるためオススメしません)
- 積立に対応している商品は多い
- 運用は任せられるが、購入や売却などは自分自身で行う
- コストは商品によって大きく異なる
金融庁の金融レポートによると、日本の投資信託は手数料が高く、運用成績が悪い傾向があります。
日本 | 米国 | |
---|---|---|
規模(純資産) | 1.1兆円 | 22.6兆円 |
設立以来期間 | 13年 | 31年 |
販売手数料 | 3.20% | 0.59% |
信託報酬(年) | 1.53% | 0.28% |
収益率(年) | -0.11% | 5.20% |
※2016年3月末基準
投資信託は、米国市場のETF(上場投資信託)が、コストも0.2%以下と低く、流動性も高いので一番オススメできます。
ただ米国市場のETFといっても、商品選定や積立が大変。
これは後に紹介するロボアドバイサーで解決できます。
投資信託についてはこちらも合わせてお読み下さい。
⇒初心者が先ず知るべき、投資信託のメリットと注意点
2.ファンドラップ
- 主に対面営業を行う証券会社が提供しているおまかせ投資のサービス
- 人の手によって運用を行う
- リスク許容度診断から最適ポートフォリオの提案、商品選定、リバランスなどをおまかせできる
- 世界分散には対応しているが積立には対応せず、追加投資の扱いとなることが多い
- コストは最低でも2%程度と高め
- 初期投資額や追加投資額が高い(初期投資額は50万〜300万円程度、追加投資も100万円からなど)
ファンドラップは数年前に証券会社や銀行で流行しました。
証券会社や銀行にとっては、高額な手数料が安定して入ることから、各社が力をいれて販売をしています。
窓口に相談に行くと、一番オススメされる商品ですね…。
大企業の看板と接客に対して、高い手数料を払う価値があると考える人には向いているかもしれません。
ただ手数料3%を20年間支払うと、資産は半減します。
運用成績がよほど良くないと、元本を減らすだけになるので、慎重に検討しましょう。
ファンドラップについて詳しくはこちらも合わせてお読み下さい。
⇒ファンドラップをまとめて比較! 損しないための注意点とは
3.ロボアドバイザー
- アドバイス型と投資一任型の2種類があり、おまかせ投資ができるのは投資一任型ロボアドバイザー
- 人の手ではなく、AIなどを用いて自動的に運用を行う
- 投資の手間をほぼゼロにすることも可能
- 世界分散はもちろん、積立投資に対応しているサービスもある
- コストは概ね1%程度
- 1万円や10万円程度で始められる
ロボアドバイザーについて詳しくはこちら
⇒ロボアドバイザーの徹底比較

ファンドラップは積立てに対応していないし、ある程度まとまった投資額が必要だから、使い勝手がいいとは言えないね…コストも高いし

もともと証券会社や銀行にメリットが大きいサービスだからね

投資信託も商品選びが大変そうだし…一番いいのはロボアドバイザーかな?

3つの中でも、一番使い勝手が良くておまかせ投資ができるのはロボアドバイザーだね。ただ、ロボアドバイザーもたくさんあるから、名前だけで選んではいけないよ

ロボアドバイザーもたくさんあるのね…マスターがオススメするロボアドバイザーがあれば教えてもらいたいな

ボクのオススメは、口座数と預り資産で国内1位のWealthNaviだよ
WealthNavi(ウェルスナビ)は、預かり資産残高、運用者数ともに国内第1位のロボアドバイザーサービスです。
WealthNaviの特徴はこちら。
- 世界50か国、約11,000社以上に分散投資(世界分散)
- 自動積立対応(時間分散)
- リスク許容度診断から税金の自動最適化まで、資産運用に関するすべてのプロセスを自動化
- 必要なコストは1.11〜1.14%と低コスト(運用管理費1%、信託報酬0.11〜0.14%)
- 最低投資額は10万円から
資産運用に必要なプロセスを全て自動化することで、投資にかかる手間をほぼゼロにしたWealthNavi。
これにより、忙しい共働きでも簡単に、しかも手間をかけずに資産運用が可能になります。
ノーベル賞受賞の理論に基づいた投資アルゴリズムを使っていて、世界の富裕層と同じ資産運用ができるところもポイントです。

世界分散も時間分散もしっかりできて、運用はおまかせ。しかも、富裕層と同じ運用ができてコストは約1%でいいんでしょう?

そう。入金さえ済めば、あとはスマホアプリから運用状況をチェックするくらいでOK! 投資経験者からも選ばれている、オススメのロボアドバイザーだよ

なるほどね。早速、悩んでいた友達にも教えてあげようっと!
⇒WealthNaviの診断はこちら
WealthNaviについて詳しくはこちらも合わせてお読み下さい。
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