「日経平均株価もずいぶん持ち直したし、とりあえず日本株に投資しておけば安心」と考えていませんか?

実は日本株にはこれまで誰も経験したことのない“中央銀行による株式購入”という、予測不能なリスクも含まれているのです。

日本株への集中投資が危険な理由と、世界分散の必要性についてまとめました。

心配される日銀のETF購入とは

日本株への集中投資が危険な理由として、日本銀行(日銀)が日本株(正確には日本株のETF)を購入していることが挙げられます。

日銀のような中央銀行が株式を購入すると、どんなことが起こるのでしょうか。

既に日本株の4%弱は日銀が保有している

日経平均株価の変化

日銀のETF購入と日経平均株価
日銀による日本株ETFの購入が始まったのは2010年。

白川方明総裁の時で、当時はリスクプレミアムの縮小を目指して始めたものでした。

その後2013年に現在の黒田東彦総裁に変わると、ETF購入は「物価上昇率2%を達成するための手段」に。

2016年7月以降は年間6兆円規模で購入を続け、現時点での残高は推計で24兆円に上るとも言われています。

これは実に、日本株全体の4%弱!

日銀は日本のマーケット市場において「クジラ」と呼ばれ、最大の買い手となっているのです。

あやあや

クジラ?動物のクジラに例えているってこと?

マスターマスター

クジラとは資産規模の大きい機関投資家のことを指しているんだ。
日銀の他には、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)やゆうちょ銀行などがクジラと呼ばれているよ。
ちなみに、日銀は1回あたり700億円程度のETFを購入していると言われている。
これは東京株式市場の1日の取引高の5%前後にも上るんだ

あやあや

1つの機関が全体の5%も占めているってこと?いかい大きな買い手なのかが分かるね

中央銀行の株式購入は先進国も避けている禁じ手

今や日銀は日本株市場において最大の買い手となっていますが、実は中央銀行が株式を購入するのは“禁じ手”と言われています。

アメリカの中央銀行である連邦準備理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)も、株式の購入を避けているほどです。

白川総裁自身も「異例性が強い措置」としていた日銀によるETFの購入が、なぜ今も大規模に行われているのか?

その理由としては、主に次の2つが挙げられます。

  1. 株を持つ家庭の家計がうるおい、個人消費が増える
  2. 株価が上がることで企業の設備投資も増える

これによって物価上昇の期待が持てるために、日銀はETFの購入を続けているのです。

あやあや

日銀は物価上昇を目指すために株式を購入しているのに、他の中央銀行が避けているのはなぜ?

マスターマスター

株式を購入したら、売る以外に出口がないからだよ。
これが国債なら売る必要もなくて、期限が来れば償還されて元本は戻ってくるでしょう。
株式は売らない限り手元からなくならないし、たくさん売ってしまうと株価が下がってしまうんだ

あやあや

買った後のことまで考えると大変だから、欧米の中央銀行は手を出さないってことね

マスターマスター

そう。それに恩恵を受けるのが『株を持つ家庭』や『上場企業』など、限定的ということもある。
それなのに、現時点で日銀のETF残高24兆円。
日銀の自己資本8兆円の3倍にも達しているんだ。
この調子だと2019年末には自己資本の4倍強、日本株の5%近くを日銀が保有するという計算もある

あやあや

あとあと大変になるかもしれないのに、日銀はETFを買い続けるの?

マスターマスター

2%の物価上昇が程遠い状態だからね。
今後もしばらくは購入を続けるとみられているよ

予想される出口の影響は?

では、実際に考えられる出口の影響としては、どのようなものがあるのでしょうか。

現時点で日銀は「大きな問題は生じていない」としていますが、「ETFの購入をずっと続けると大変なことになる」との声も出始めています。

買い入れ額を減らすのはすでに難しい状況

1回につき700億円程度の買付を行っている日銀ですが、すでに買い入れ額を減らすのは難しくなっている状況。

たとえ株価が上がったとしても、株価が低迷していた頃と同じ程度の買い入れを続けているのです。

その理由は、買い入れ額を減らすだけで株価が暴落する可能性があるため。

仮に日銀がETFを売るという出口に向かえば、バブル崩壊やリーマンショック以上の株価暴落を引き起こす可能性もゼロではありません。

政治の行方次第では出口が現実に

日銀は中央銀行として「金融政策の独立性」を守ろうとしている一方で、政府は景気重視の経済政策との整合性を取ろうと様々な形でアプローチしています。

2%の物価上昇がなかなか達成できない今の状況では、日銀に対する国民の信頼も低下。

「政府からの介入を受けやすくなる」との指摘もあるほどです。

この結果、政府の動き次第では近い将来、「買い入れ額を減らす」または「ETFを売却する」ことが現実となる可能性も。

先進国でも初となる中央銀行によるETF購入とその結果がどうなるのかは、誰も予想ができません。

日本で生活しているあなたは、世界でまだ誰も経験したことのない出来事を経験することになるのです。

あやあや

バブル崩壊やリーマンショック以上の株価暴落が起きたら…できれば起こらないでほしいけど、どうなるかは分からないんだよね

マスターマスター

そう。でもそうした事態に備える方法もあるんだ。
それがいわゆる分散投資!
日本に限らず世界中に分散投資しておけば、最悪の事態が起きても痛みを最小限に抑えることだって可能だよ

世界分散であなたの資産を守る

新興国の株式などと比べると、確かに安定していると言える日本株。

しかし、ここまで見てきたようなリスクを考えても、絶対に安心だという確証はありません。

日本株に限らず、資産を集中させておくのはリスクが高いのです。

これをふまえて、リスクを下げるために自分でもできるのが分散投資。

それも、世界中に資産を分散させるのが一番おすすめの方法です。

世界分散なら米国ETFを活用するのが定番

世界分散させるなら、全世界を投資対象としている投資信託を買えばいいのでは?と思うかもしれません。

しかし、投資信託よりも低コストでおすすめなのがETF。

それも本場米国のETFを活用するのが定番となっているのです。

マスターマスター

最近は日本でもETFの認知度が上がってきたけれど、米国は取引高の4割がETF!
数千種類もあって、日本のETFよりはるかに多いんだ。
投資信託よりも低コストで内容が充実しているから、米国ETFを使うのが定番となっているよ

積立投資で時間分散が有利

投資対象の地域に加え、投資時期を分散させるのも有効です。

これは金融庁の金融レポートでも推奨されている方法。

一度にまとめて投資をした場合、後から株価などが上がれば結果的に大きなリターンが得られますが、そもそも投資する段階ではこれから市場がどう動くかなんて誰にも分からないもの。

タイミングを見誤ると高値掴みとなり、大きな損失になってしまいます。

その点、投資のタイミングを分散させるとタイミングを見計らう必要がなくなります。

結果的に、市場の変動によるリスクを減らす効果が期待できるのです。

あやあや

地域も時間も分散させて、リスクに備えようってことだね

マスターマスター

そう。大儲けを狙うのではなく着実に資産を増やすためには、こうしたリスク軽減が大事になるんだ

あやあや

でも、米国ETFってことは海外株式の取引になるんだよね?銘柄を選んだり毎月購入したりするのは結構大変じゃない?

マスターマスター

確かに自分でやるとなると大変! でも今はテクノロジーの進化によって、格安な手数料でお任せ投資ができるようになったんだ

手軽に世界分散&時間分散ができるWealthNavi

自分でやるとかなり大変な世界分散の積立投資。

しかし、AIをはじめとしたテクノロジーの進化によって、今では運用を全てお任せできるようになりました。

お任せ投資ができる金融機関はいくつかありますが、中でもオススメなのはWealthNavi。
WealthNaviLP

WealthNavi(ウェルスナビ)は、預かり資産残高、運用者数ともに国内第1位のロボアドバイザーサービスです。

※2019年9月5日時点で、預かり資産残高1,700億円、口座数23万口座を突破。

運用に利用する投資アルゴリズムは、世界の富裕層も利用しているノーベル賞受賞理論に基づいたもの。

世界中の投資家からも多く利用されている低コストの海外ETFを投資対象としています。

投資未経験者でも、世界の富裕層と同じレベルの資産運用が自動でできるサービスです。

もちろん手数料は必要ですが、従来のように人の手によって運用するわけではないため、預かり資産(評価額)の1%(年率)と非常に低コスト。

最低投資額も10万円からと始めやすくなっており、毎月の積立額も1万円から設定できます。

資産運用に関する情報(運用アルゴリズムや銘柄の選定理由等)も全てホワイトペーパーで公開し、透明性が高いのも特徴です。

あやあや

日銀の話を聞いたら、いくら日本株とは言え集中投資はやっぱり危ないね。分散投資は大変そうだけど、WealthNaviのようにお任せできるなら負担も少ないし、私みたいに忙しい人でもすぐに始められそう!

マスターマスター

WealthNaviは、忙しい30代や40代こそ資産運用が重要だという思いから創業した会社なんだ。
日銀や政治の動き次第で起こりうる日本株の危機で資産を失わないためにも、WealthNaviを活用して資産を守りながら運用をしていこう

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