あやあや

コツコツお金を貯めているのに、どうしても将来に対する不安って拭えないのよね…

マスターマスター

国やいろんな保険会社の調査でも、将来に不安を感じる人の割合は高くなっているしね

あやあや

もしかしたら、このまま一生独身かもしれないし…

マスターマスター

…そこはボクにはどうすることもできないけれど、お金に関する不安を解決する方法ならアドバイスできるよ

あやあや

えっ! どんな方法?早速教えて!

老後資金を考える

マスターマスター

そもそも、お金を貯めているのに不安になるのはどうして?

あやあや

うーん…なんとなく毎月貯めているけど、これで本当に足りるのかなぁ?って

マスターマスター

それって要するに『自分はいくら貯めればいいのか』という見通しがついてないってことだよね?

あやあや

そうね。実際のところ、いくら貯めても足りないような気がするし…

マスターマスター

だったら、まずはいくら貯めればいいのか知るところから始めてみよう。コツコツ貯金の目的は、将来に備えるためだよね

あやあや

基本的には、定年退職した後の生活に備えるつもりでやっているわ

マスターマスター

それなら、定年退職後、つまり老後に必要な資金がどれくらいかは知っているかな?

あやあや

…そういえば、考えたことないかも

マスターマスター

老後資金が分かれば、今の備えが十分なのか、はたまた足りないのかが見えてくる。そうなると、自分がやるべきことも見えてくるでしょう?早速、老後はいくら必要なのか見ていこう!

現在の高齢者夫婦の収入と支出の平均は?

マスターマスター

今の高齢者夫婦って、毎月どれくらいの収入があって、どれくらい支出していると思う?

あやあや

うーん…収入は二人合わせて20万円くらいかな?支出も今よりは少なくなりそうだから…収入と同じくらいかな

マスターマスター

収入はいい線いっているね。平均で約21万円になっているよ。支出は平均すると28万円という結果が出ている

あやあや

28万円!?意外に高いし、それだと毎月赤字じゃない!

マスターマスター

1ヶ月あたりの不足額は約7万円、年間だと84万円にもなる。65歳でリタイアして仮に90歳まで生きるとしたら、25年間で2,100万円の不足だね

【老後の生活費について】

収入は平均21万円
収入源は社会保障給付(年金など)がメイン。
支出は平均28万円
食費や住居費、交通費や交際費といった消費支出以外にも、税金や社会保険料が必要。

ただし、持ち家か賃貸かによって住居費用が大きく変わるほか、旅行やレジャー、趣味など『どんな老後を送りたいか』によっても変わってきます。

マスターマスター

平均から考えると、65歳から90歳までの25年間に2,100万円足りないわけだから、65歳の時点でこの金額だけは最低限準備しておきたいってわけ

老後の収入を考える

マスターマスター

…とはいっても、これはあくまでも平均。もう少し『自分のこと』として考えてみよう

あやあや

自分のことだったら、支出は割とイメージしやすいのよね。問題は収入の方…

マスターマスター

老後の収入は社会保障給付がメインになるからね。まずは年金制度の基本を簡単に押さえておこう

【公的年金制度の基本】

支給開始は65歳
以前は60歳になれば年金がもらえましたが、1966年4月2日以降に生まれた女性(男性は1961年4月2日以降)は65歳が支給開始年齢となります。
支給開始の繰下げ、繰上げができる
繰下げの場合は支給開始年齢を70歳まで繰下げられ、繰上げの場合は支給開始年齢を60歳から繰上げて受け取ることができます。
老齢基礎年金と老齢厚生年金がある
老齢基礎年金…年金保険料を40年間納付していれば、全ての人が満額受給できる(年額は約78万円)
老齢厚生年金…現役時代の収入が高いほど、受給額も増える
※老齢厚生年金(月額)の目安
退職時の想定年収500万円→約13.2万円
600万円→約14.6万円
700万円→約15.9万円
なお、実際は給与水準や加入条件によって異なります。

「ねんきん定期便」をチェックしよう

マスターマスター

日本年金機構から毎年送られてくる『ねんきん定期便』はチェックしているかな?

あやあや

届いているのは知っているけれど、内容までは詳しく見ていないかな…

マスターマスター

『ねんきん定期便』には、年金に関する大事な情報が載っているんだ。毎年誕生月に送付されるから、次に届いた時はよくチェックしてみて

【ねんきん定期便で分かること】

これまでの年金加入期間
国民年金や厚生年金などに加入している期間が記載されています。
平成29年8月以降、受給資格期間が120月以上であれば年金が受け取れるようになりました。
加入実績に応じた年金額
これまでの加入実績から算出した年金額(年額)が記載されています。
少ないと感じるかもしれませんが、今後も加入し続けることで年金額は増えていきます。
あやあや

ねんきん定期便には、現時点で受取れる年金額も記載されているのね! 次からはしっかりチェックしなきゃ

老後資金がイメージできれば「やること」がハッキリする

老後資金に関する話は、様々な場面で目にします。

老後に必要なのは「1,500万円」や「3,000万円」という人もいれば、「1億円くらい必要」という人もいて、なんとなく不安になる人も多いのではないでしょうか。

こうした金額は「一般論」であったり、場合によっては不安をあおって金融商品を売る「営業」である可能性も。

大切なことは、自分自身の状況をよく整理しておくこと。

大まかにでも収入と支出がどれくらいになるかイメージできれば、闇雲に不安になることもなくなります。

マスターマスター

収入と支出のイメージがつかめれば、足りない金額も見えてくる。そうすれば『老後にいくら備えておけばいいか』も分かってくるでしょう

あやあや

確かに! 私の場合は今のままだと少し足りない感じだから、もう少し頑張って貯めていくしかないかなぁ…

マスターマスター

予想より沢山のお金がかかることが分かると、不安になる人もいるかもしれない。でも、気付いた時点で少しずつでも始めれば、その分、余裕が持てると思うんだ

あやあや

とにかく始めないと、いつまでたっても不安は減らないしね

マスターマスター

老後資金を貯める方法は、貯金もあれば個人型確定拠出年金(iDeCo)もある。税金が優遇される点では有利なiDeCoだけど、掛金の上限もある。それぞれをうまく活用するといいよ

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