SBIネオモバイル証券(ネオモバイル)は、Tポイントで株式投資ができます。
株式投資と聞くと
「難しそうでよく分からない」
「損しそうで怖い」
というイメージがあるかもしれません。
しかしネオモバイルなら「すでに手元にあるTポイント」で、しかも「500円以下から」株式投資が始められます。
もう貯まったTポイントの使い道に困ることもありません。
それどころか、株式投資を体験することで、あなたの人生に新たな可能性がひろがるかも。
株式投資で成功するためには、少額でもいいので早くスタートすること。
Tポイントが雪だるま式に増える経験を積むことで、あなたの投資人生が一気に花開くかもしれません。
今回はネオモバイルの特徴から、メリットと注意点について解説します。
実際に利用する際に必要な口座の開設方法と、口座開設手続き時に気をつけたいポイントもまとめました。
この記事を読めば、ネオモバイルを始める前に知っておきたいポイントが分かります。
あなたが新たな投資人生をスタートするために、この記事がお役に立てば幸いです。
ネオモバイルの4つの特徴
ネオモバイルの特徴は、次の4つ。
ネオモバイルの4つの特徴
- Tポイントで株式投資ができる
- 500円以下の少額から始められる
- 取引手数料は月額200円〜
- SBI証券による安心のセキュリティ
それぞれ詳しく解説していきます。
特徴1. Tポイントで株式投資ができる
ネオモバイルでは、Tポイントで株を購入できます。
株の購入に必要な分のTポイントが貯まっていれば、現金の入金は不要。
もちろん、Tポイントではなく現金で購入することも可能です。

Tポイントだけで投資が始められるのね

そうだね。
ID連携でTポイント利用手続きをすれば、今持っているTポイントで株を購入できるんだよ
貯まったTポイントの使い道で困っているなら、ネオモバイルで株式投資を始めてみるのもよいでしょう。
特徴2. 500円以下の少額から始められる
ネオモバイルでは、1株から株が購入できます。
「単元未満株(たんげんみまんかぶ)」と呼ばれるものです。
「S株」とも呼ばれます。

1株って、いくらぐらいで買えるの?

企業にもよるけれど、安いところは500円以下で買えるんだよ
【500円以下で購入できる主な東証1部銘柄】
- みずほフィナンシャルグループ:155.5円
- オリコ:125円
- ヤフー:285円
- JXTG:479.1円
- 住友化学:459円
- りそなHD:429.9円
※いずれも2019年8月7日時点
こうした「よく知っている企業」の株が、少額から購入できるのです。
そもそも、通常の株取引では売買するための最低単位(単元株数)が決まっています。
単元株数は100株/口や1,000株/口など銘柄ごとに異なりますが、このために株取引では数万〜数十万円の資金が必要になるのです。
単元株数は100株/口なので、通常の取引では最低でも15,550円必要(2019年8月7日時点)
それが、1株から購入できるネオモバイルなら500円以下でも購入OK。
「少しずつでも投資を始めたい」
「複数の銘柄を少しずつ購入して、投資先を分散させたい」
ネオモバイルなら、こうしたニーズにも対応できます。
特徴3. 取引手数料は月額200円〜
株の取引をするときには、取引手数料がかかります。
取引手数料は、1回の株取引ごとに発生するのが一般的。
しかしネオモバイルでは、1ヶ月あたりの約定代金(やくじょうだいきん・注文が行われた時の金額のこと)に応じて手数料(サービス利用料)が決まります。
【ネオモバイルのサービス利用料】
1ヶ月の取引額 (国内株式約定代金合計額) |
サービス利用料(月額) ※税抜 |
---|---|
0〜50万円 | 200円 |
300万円 | 1,000円 |
500万円 | 3,000円 |
1,000万円 | 5,000円 |
以下、100万円毎に1,000円が加算(上限なし) |
毎月200P付与で実質月額16円〜
1ヶ月あたりの約定代金合計が50万円以下なら、利用料は月額200円(税込216円)。
しかも毎月200ポイントのTポイントが付与されるので、実質負担額は16円で済みます。
ただし、ここで付与されるTポイントには注意点もあります。
このTポイントが使えるのは、ネオモバイルでの株式購入のみ。
付与されたTポイントを手数料の支払いにあてたり、他のサービスで利用することはできません。
有効期限も設定されているTポイントなので、期限切れには注意する必要があります。
取引しない月は一時停止で無料にできる
また、取引がなかった月でもサービス利用料は発生します。
しばらく取引をしないような場合には「一時停止」の手続きをしておきましょう。
一時停止期間中はサービス利用料の支払いも発生しません。
一時停止期間中に取引をすれば、一時停止は自動的に解除されます。
特徴4. SBI証券による安心のセキュリティ
ネオモバイルは、CCCマーケティングとSBI証券いう2社によって、共同で運営されています。
CCCマーケティングはTポイント関連の事業を行なっている会社です。
一方のSBI証券は、口座開設数においてネット証券ナンバーワンの証券会社。
20年以上にわたり、ネット証券として安全に資産を管理してきた実績があります。
こうした実績のある会社のシステムとセキュリティがネオモバイルにも継承されているので、安心して利用することができます。
ネオモバイルのメリット
まずはネオモバイルのメリットから見ていきましょう。
ネオモバイルのメリット
- まとまった現金がなくても投資が始められる
- 投資がどんなものか雰囲気が分かる
- 注文は3ステップで簡単
- WealthNavi for ネオモバイルでおまかせ投資も可能
それぞれ解説します。
メリット1. まとまった現金がなくても投資が始められる
ネオモバイルではTポイントで株が購入できます。
単元未満株の購入が可能なので、500円以下の少額からOK。
Tポイントがある程度貯まっているなら、手出しせずに投資が始められます。
メリット2. 投資がどんなものか雰囲気が分かる
株式投資に興味があって勉強していたとしても、実際の雰囲気はやってみなければ分かりません。
通常の株取引では最低でも数万円が必要ですが、ネオモバイルなら手持ちのTポイントで投資が始められます。
少額投資では値動きが小さいため、大きなリターンを得ることは難しいもの。
それでも実際に株式投資を始めると、日々の株価の値動きや市場の動向などに興味が湧いてきます。
これを機に、株式以外の様々な商品(投資信託など)に興味を持つキッカケにもなるでしょう。

単元未満株を少しずつ買い足していけば、単元株にすることもできるんだよ

一気に買うのは難しくても、少しずつならできそうだね
企業によっては、一定金額以上の投資をすることで株主優待が受けられることも。
株主優待には食品や人気テーマパークの1Dayパスポートなど、様々なものがあります。
少しずつ株を買い足しながら、気になる株主優待を受け取ることを目指すのも良いでしょう。
メリット3. 注文は3ステップで簡単
ネオモバイルでは、難しい操作なしで簡単に株が購入できます。
ネオモバイルの注文手続き
- 銘柄を選択する
- 取引パスワードを入力して注文を確定する
- 注文完了
スマホでも見やすい画面設計になっているので、初めて株を買う人でも安心です。
「銘柄選びから購入・売却まで、自分自身で運用するのは大変そう」
そんな人にもおすすめなのが、おまかせ資産運用サービスの「WealthNavi for ネオモバイル」です。
このサービスでは、1万円から「おまかせ投資」ができます。
さらに、毎月5,000円からの積立投資も可能。
もちろん、これも全て「おまかせ」できます。

WealthNaviではノーベル賞を受賞した有識者の理論を基にした、独自のアルゴリズムで資産運用を行なっているんだ。
投資先は世界中に分散しているから、リスクも分散できる。
通常は10万円から、月々の積立も1万円以上で利用できるサービスだけど、WealthNavi for ネオモバイルならさらに少ない金額で始められるんだよ

これなら、おまかせ投資に興味がある人でも気軽に始められるね
なお、WealthNavi for ネオモバイルでは、預かり資産の1%(年率)が手数料になります。
ネオモバイルのサービス利用料とは異なるため、その点には注意しておきましょう。
ネオモバイルの注意点
逆に、ネオモバイルで注意したい点についても見ていきます。
ネオモバイルの注意点
- 口座開設にあたってクレジットカードが必要
- 入金時に手数料が無料なのは住信SBIネット銀行のみ
- NISAやiDeCoには非対応
- 投資対象が限定されている
それぞれ解説します。
注意点1. 口座開設にあたってクレジットカードが必要
ネオモバイルのサービス利用料の支払い方法は、現時点でクレジットカードのみ。
そのため、ネオモバイルを利用する際にはクレジットカードが必要です。
クレジットカードを登録するのは、取引パスワードを受領した後。
家族名義など、口座の名義人と異なるクレジットカードは登録できません。
クレジットカードを持っていない場合は利用できないので、カードの申し込みから始めると良いでしょう。
なお、登録できるクレジットカードは次の通りです。
ネオモバイルに登録できるクレジットカード
- VISA
- JCB
- MasterCard
- アメックス(American Express)
- ダイナースクラブ
注意点2. 入金時に手数料が無料なのは住信SBIネット銀行のみ
Tポイントではなく現金で株を購入する場合は、あらかじめネオモバイルの口座に入金する必要があります。
入金方法は「即時入金」と「銀行振込入金」の2つ。
即時入金は手数料無料ですぐに入金が反映されますが、対応している金融機関は住信SBIネット銀行のみ。
それ以外の金融機関から入金する場合は、振込手数料がかかります。
入金の反映も1〜2時間後になります。
なお、銀行振込入金では、本人名義で振込を行う必要あり。
さらに、初回振込前には「専用入金口座の発行」が必要です。
現金での購入を考えている場合は、住信SBIネット銀行を利用した方が良いでしょう。
注意点3. NISAやiDeCoには非対応
ネオモバイルで開設できる口座は特定口座と呼ばれる口座のみ。
NISAやiDeCoに対応していません。
NISAは少額投資非課税制度と呼ばれるもの。
NISA口座内で購入した株式などについて、毎年一定の金額内であれば利益が非課税になります。
NISAについて、詳しくはこちらで解説しています。
⇒初心者でもこれだけで十分、NISAのメリットと注意点
iDeCoは個人型確定拠出年金で、自分で作る年金制度のことを指します。
こちらも、毎月の掛金が全額所得控除されたり、得られた利益が非課税になったりする税制優遇があります。
iDeCoについて、詳しくはこちらで解説しています。
⇒初心者こそ始めないと損、個人型確定拠出年金(iDeCo)とは
しかし、ネオモバイルで開設できる特定口座には、こうした税制優遇措置がありません。
そのため、購入した株を売却して利益が得られた場合は、およそ20%が税金として差し引かれることになります。
注意点4. 投資対象が限定されている
ネオモバイルで取引できるのは国内株式のみ。
ネオモバイルで取引できるのは国内株式
- 東証、名証、福証、札証に上場している銘柄
- 国内ETF(国内上場投資信託)
- 国内REIT(不動産投資信託)
上場銘柄であっても、国内上場外国株式や日本銀行(出資証券)は取引対象外。
海外株式や上場していない投資信託なども取引できません。
とはいえ、投資未経験者がいきなり海外株式を買って運用する・・・なんてことは難しいもの。
通貨が異なれば為替もチェックしなければなりません。
まずは身近な存在でもある国内企業や、毎日ニュースで伝えられる日経平均・TOPIXなどに連動した値動きをする商品で取引を始める方が、安心感もあります。
投資対象が限定されているというのは、これから投資を始める初心者には良い点だと言えるでしょう。
ネオモバイルの口座開設方法
ネオモバイルの口座は、3ステップで開設できます。
- メールアドレスを登録し、基本情報を入力する
- 本人確認書類をアップロード
- 後日郵送される取引パスワードを受け取り、クレジットカードを登録
口座開設はスマホ・PCのどちらからも可能です。
なお、口座開設時に注意したい点が1点。
それは、メールアドレス登録後、30分以内に申込みを終わらせる必要があるという点です。
メールアドレスを登録すると、口座開設申込み用のURLがメールで届きます。
ネオモバイルの口座開設メール
メール本文にあるように、送付されるURLの有効期限は配信から30分以内。
30分以上経過した場合は、再度メールアドレスを登録しURLを取得する必要があります。
なお、入力途中で画面を閉じても、メール配信から30分以内であればURLをクリックすることで入力を再開できます。
しかし30分以上経過するとメールアドレス登録からやり直しになるので、注意しておきましょう。
【口座開設時に入力する基本情報】
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- 国籍
- 郵便番号と住所
- 口座開設区分
- 「ネオモバイルにまかせる」または「自分で確定申告する」のいずれかを選びます。
「投資はネオモバイルが初めて」という場合には「ネオモバイルにまかせる」を選びましょう。
「自分で確定申告する」は投資経験が豊富な上級者向けです。 - 投資情報登録
- 以下の内容について、選択式で回答します。
- 口座開設の動機
- 投資の方針
- 年収
- 金融資産
- 過去に投資したことがある金融商品
- 約款等の確認
- 提示されている書類を全て開き、一番下にある「同意する」にチェックします。
※全て開かなければチェックできません。
最後に入力内容を確認し、修正の必要がなければ登録完了です。
この後は入出金口座や世帯主などを登録する初期設定を行います。
世帯主登録が必要な理由は、インサイダー取引を防止するためです。
本人確認書類やマイナンバーを提出(アップロード)すれば、手続きは一旦終わり。
後日、簡易書留で郵送される取引パスワードを受け取り、利用料支払い用のクレジットカードを登録すれば手続き完了となります。
まとめ
特徴やメリットから考えられる「ネオモバイルが向いている人」として、次のような人が挙げられます。
ネオモバイルが向いている人
- Tポイントを貯めている人
- Tポイントの使い道に困っている人
- 少額から投資を始めてみたい人
少額から投資を始められてTポイントが使えるという点で、投資未経験者に向いているサービスと言えるでしょう。
一方で、ネオモバイルには次のような注意点もあります。
ネオモバイルの注意点
- 毎月付与されるTポイント(200ポイント)はネオモバイルでの株式購入にしか使えない
- 口座開設申し込みでは、メールアドレス登録後30分以内に情報を入力する必要がある
- 口座開設にあたってクレジットカードが必要
- 入金時に手数料が無料なのは住信SBIネット銀行のみ
- NISAやiDeCoには非対応
- 投資対象が限定されている
利用する際には、こうした注意点も確認しておきましょう。
「投資はお金がかかるし、よく分からない」というハードルを下げてくれるのが、ネオモバイルのサービスです。
500円以下で手軽に始められるので、まずは口座開設して、実際にいくつかの株を購入してみてはいかがでしょうか。