
ロボアドバイザーが最適な運用をしてくれるWealthNaviも、株価が暴落したら損失が出るよね?

投資対象の中に株式が含まれている以上、影響が出ることは間違いない

もしまたリーマンショックみたいな株価の大暴落が起こったら、一体どうなっちゃうんだろう…
目次
万一倒産しても資産は影響なし
一応念のためにWealthNavi自体は大丈夫なのかというお話です。
そもそもWealthNaviは、手数料収入で運営されており、資本参加している投資家も大手や国のベンチャーキャピタルなので、倒産することはまずありませんが…

そもそもWealthNaviが倒産するようなことがあったら、預けている資産はどうなるの?

その点も心配はいらないよ。法令に基づいて、顧客から預かった資産とWealthNaviの資産はきちんと分けて保管されているんだ
- 預かっている現金
- 顧客から預かっている現金については、三井住友銀行およびみずほ信託銀行の信託口座にて保管されています。
- ETF
- 米国の保管機関(DTC)にて分別管理されています。

WealthNaviでは、外部の監査法人から定期的に検証してもらっている。
さらにそれでも分別にトラブルがあった場合、日本投資者保護基金が1,000万円まで補償してくれる。
資産保全には3重の対策が取られているんだ。
暴落の影響はリスク許容度により違う
WealthNaviでは、リスク許容度によって株価暴落時の影響が違います。

株価が暴落したらどれくらいの影響があるのか気になると思うけれど、影響の度合いはリスク許容度によって違うんだ

リスク許容度によって株式の配分比率が違うから?

そう。WealthNaviリスク許容度は5段階。それぞれ、次のような配分比率になっているよ
【リスク許容度別・株式の配分比率】
- リスク許容度1
- 24.7%(内訳…米国株14.7%、日欧株5.0%、新興国株5.0%)
- リスク許容度2
- 41.4%(内訳…米国株26.6%、日欧株9.8%、新興国株5.0%)
- リスク許容度3
- 57.1%(内訳…米国株30.6%、日欧株21.5%、新興国株5.0%)
- リスク許容度4
- 70.1%(内訳…米国株35.0%、日欧株26.6%、新興国株8.5%)
- リスク許容度5
- 80.0%(内訳…米国株35.0%、日欧株31.8%、新興国株13.2%)
株式の配分比率が低いリスク許容度1に比べると、株式の配分比率が圧倒的に高いリスク許容度5の方が影響大!
ちなみに、リスク許容度の低いポートフォリオでは債券の比率が高くなっています。
債券は株価と反対の値動きをすると言われていて、株価が下がると値上がりする傾向あり。
そのため、リスク許容度が低いほど株価暴落の影響も小さくなるのです。

WealthNaviではリスク許容度を診断する質問項目に、『株価が下落したらどうするか?』というものがある。ここで、株価が下がったにもかかわらず追加投資することを選択できるような心理的にもタフな人は、リスク許容度も高い傾向にあると診断されるんだ
長期投資では株価暴落時こそ投資のチャンス
株価が下がると「もっと下がるのではないか」と悲観して、投資をやめてしまいたくなるかもしれません。
しかし実は、長期的に見ると株価が暴落した時こそ、投資の最大のチャンスなんです。
ただし、暴落時が最大のチャンスになるのは、資産クラス全体に投資をする「インデックス投資」をしている場合の話。
個別株の場合、財務的な体力がない企業だと株価暴落により最悪倒産してしまう恐れもあります。
インデックス投資であれば、そうした恐れはほぼありません。
仮にインデックス投資が紙切れ同然になるとすれば、それはこの世から資本市場がなくなるときと考えてもらってもいいくらいです…。

長期インデックス投資の場合、暴落が最大のチャンスになるのはなぜ?

それは、世界経済は短期的な変動はあっても、長期的に見ると成長を続けていると考えられるから。リーマンショックのときもそうだったけれど、経済はずっと下落し続けるわけではなく、いつかは回復する。下落した時も投資を続けていれば、回復に伴って大きなリターンが得られるというわけ
株価が下落したときも定額の投資を続けていると、株価が下がった分、購入数は増加します。
株価の下落局面では購入数(保有数)が増えるだけ損失も拡大しますが、20年、30年という長期で見ると、いつかは底を打って再び上昇局面に。
このとき、保有数が多いほど回復に伴うリターンも大きくなるのです。

なるほどね。でも、株価が下がる一方なのに追加投資なんて、本当にできるのかな…

頭では分かっていても、いざ、その状況で投資をやるとなるとなかなか難しい。それを解決してくれるのがロボアドバイザーなんだ
人間では難しい判断もロボアドバイザーが解決
「暴落は最大のチャンス」と言われても、本当にコツコツ投資を続けられるのでしょうか?
「このまま下がり続けて、結局は大きな損失になるのではないか」
「投資をやめて現金にしておくべきではないか」
このような「怖い」「損をしたくない」といった感情によって、冷静な判断も難しくなるかもしれません。
これを解決してくれるのがWealthNavi(ロボアドバイザー)なんです。
- ノーベル賞を受賞した理論に基づいた投資アルゴリズムで運用
- 10兆円規模の運用をする世界の投資機関家や富裕層も同様の理論を使っている
- 「感情」という正しい投資行動を妨げる要因を排除できる
私たちが難しいと感じる判断も、WealthNaviなら理論に基づいて坦々とやってくれます。
リバランスと積立で暴落に対応
WealthNaviはあくまでも長期投資が前提であるため、株価の暴落など市場急変時も情報提供こそ行うものの、運用を変更するようなことは原則として行わないとしています。
その代り、リバランスと積立を通して日ごろから暴落に対応していると考えてもらってOKです。
1.リバランス
その人に合った最適な投資成果を上げるためには、運用中のリバランスが欠かせません。
暴落などによって特定の資産クラスの配分比率が著しく低くなった場合は、次のようにして最適配分になるようリバランスします。
- 最適なポートフォリオを比較し、配分比率が高くなっている(利益が出ている)資産クラスを一部売却
- 比率が低くなっている(損失が出ている)資産クラスを追加購入
これにより、株価暴落時は株式の保有数が増えることになりますが、これが後の株価回復期には大きなリターンとなることも。
リバランスすることで、結果的に投資パフォーマンスの向上になる可能性も大いにあるというわけです。

冷静に考えればこの方法が正しい投資行動になるけれど、実際にこの状況になると逆の行動を取りたくなるんだ

確かに、利益が出ている資産クラスは追加購入してより大きな利益を狙いたくなるし、損失が出ている資産クラスは売却して損切りしたくなるかも…
2.積立
もうひとつの対応策は積立。
積立なら相場がどんな状況であれ、投資額を着実に増やすことができます。
そもそも、経済の低迷期には投資を続けること自体が難しいこと。
そして「今が底だ!」と思っていても、翌日以降、さらに下がる可能性だってあります。
自分自身でタイミングを判断するのは至難の業なのです。
しかし、これもWealthNaviの自動積立を活用すれば簡単にクリア!
状況に左右されずに積立を続けることで、長期的に見ると大きなリターンを得ることが可能になるのです。

理屈としては分かるけれど、本当に運用実績として現れるのかしら?株価が下がって損をするイメージしかできないけど…

1992年から2017年までの25年間にわたって、WealthNaviのリスク許容度3で積立を続けた場合のシミュレーション結果がある。それを見ればよく分かるよ
結果的に波があるほど長期的には有利!
1992年1月から2017年1月までWealthNaviの推奨ポートフォリオを使って資産運用していた場合、25年間のリターンは+142%になるというシミュレーション結果があります。
【運用実績シミュレーション結果】
円建て:2,457円(+146%)
ドル建て:24.2万ドル(+142%)
【運用条件】
投資額:当初100万円(1万ドル)、毎月3万円(300ドル)積立
累積元本額:1,009万円(10.1万ドル)
リスク許容度3、手数料1%を控除
1992年から2017年の間には世界経済に影響を与える出来事がいくつも起き、そのたびに株価も大きく変動しました。
25年間に起きた主な出来事…アジア通貨危機、ITバブル崩壊、リーマンショック、チャイナショック、ギリシャ危機等
実はこうした波があるほど、長期投資には有利とも言えるんです。
なぜなら、株価が下落しているときも積立を継続することは、割安で追加投資をしているのと同じになるから。
割安で追加投資をしていたから、金融危機後は市場の回復を上回るスピードで元の資産価値に戻すことができるのです。

波があるほど割安で追加投資ができるから、その後の回復期には相場以上のリターンになることもあるわけね

そう。逆に、短期投資では株価暴落によって受けた影響を回復できないことも多いから、波があるほど不利とも言える

そうは言っても、次に金融危機が起こったら回復しない可能性だってあるんじゃないの?

心配になる人もいるかもしれないけれど、長期的に見ると世界経済は着実に成長しているという事実がある。1992年から2017年までの25年間のうち、どの10年間で見てもリターンはプラスになっているんだ。リーマンショック前の株式市場のピークと言われるタイミングで投資を始めたとしても、10年後にはプラスになる

リーマンショック前とか、最悪のタイミングとしか思えないけど…それでも10年という長期間ではプラスになるのね

だから、長期投資ではこうした短期的な変動の影響を考慮せず、とにかく着実に投資額を増やすことが大事なんだよ。続けていれば、世界経済の成長とともに資産も成長していくから

その手助けをしてくれるのがWealthNaviってことね。長期投資であれば暴落の影響を深く気にする必要がないことも分かって、安心できたわ
WealthNaviについてはこちらも合わせてお読み下さい。
⇒WealthNaviの注意点、他のロボアドとの比較まとめ
⇒WealthNaviの診断はこちら
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