
THEO(テオ)の運用実績はどうなの? という疑問も多いと思います。
当サイト独自の運用実績を公開します!
当サイトの運用実績
2019年4月の運用実績(17ヶ月目)
完全お任せで利用しています。
2019年1月には、-9%まで落ち込みましたが、4月22日時点では復活しています。
円建て運用実績
ドル建て運用実績
運用実績の詳細
2019年4月22日時点の評価額
円建て 55万7,089円(+3.16%)
ドル建て 4,977.56ドル(+2.14%)
運用成績は、約525日間で円建て+3.16%、ドル建て+2.14%となっています。
【運用の詳細】
運用期間:2017年11月13日〜2019年4月23日(約525日間)
スタート時の投資額:3万円
自動積立額:3万円(月1回)
投資額合計:54万円
資産運用方針
- グロース(株式中心に運用):48%
- インカム(債券中心に運用):36%
- インフレヘッジ(実物資産中心に運用):16%
ポートフォリオが残念
THEOの運用方針には、個人的に残念な点があると思います。
何が残念かというと、具体的にはこちら。
THEOの運用方針で残念だと思う点
- ETFの銘柄が多すぎるため、運用方針で保有比率0.5%以下のETFが8銘柄もある。
→個人の投資では無駄が多く、そもそも無理なプラン - ETFを最小購入単位以下で買うシステムを使っていない。
→だから0.5%以下のETF購入には、最低でも投資総額500万円以上が必要 - 運用方針が毎月変わるので勝手に大きく売買が繰り返されている。
→見えない手数料がかかっているのでは?
例)2018年3月時点で10.3%だったQQQが0%に、3.2%だったEWYも0.2%に。これではインデックス長期投資のメリットがないのでは?
具体的な運用方針とポートフォリオはこちら。
THEOの運用方針とポートフォリオ
ETF銘柄 | 連動指標 | 運用方針 | 実際 | 誤差 | 保有額 |
---|---|---|---|---|---|
VGK | ユーロ圏の大型株 | 9.2% | 9.1% | -0.1% | ¥39,637 |
VOE | 米国の中型の割安株 | 7.7% | 7.8% | 0.1% | ¥34,007 |
VTV | 米国の大型の割安株 | 6.8% | 7.8% | 1.0% | ¥34,073 |
VPL | アジア太平洋地域の先進国の大型・中型株 | 6.2% | 0.0% | -6.2% | ¥0 |
EWJ | 日本株 | 5.9% | 9.5% | 3.6% | ¥41,355 |
EPI | インドの株 | 3.8% | 3.6% | -0.2% | ¥15,577 |
EPP | 日本を除くアジア太平洋地域の先進国の大型・中型株 | 3.4% | 5.5% | 2.1% | ¥23,940 |
VOT | 米国の中型の成長株 | 3.0% | 0.0% | -3.0% | ¥0 |
EWW | メキシコ株 | 1.2% | 1.1% | -0.1% | ¥4,864 |
WOOD | 林業関連株 | 0.3% | 0.0% | -0.3% | ¥0 |
EWG | ドイツの大型・中型株 | 0.2% | 0.0% | -0.2% | ¥0 |
EWY | 韓国の大型株・中型株 | 0.2% | 0.0% | -0.2% | ¥0 |
EWT | 台湾の大型株・中型株 | 0.1% | 0.0% | -0.1% | ¥0 |
EWZ | ブラジルの大型株・中型株 | 0.1% | 0.0% | -0.1% | ¥0 |
FXI | 中国の大型株 | 0.1% | 0.0% | -0.1% | ¥0 |
SPYG | 米国の成長株 | 0.0% | 2.6% | +2.6% | ¥11,292 |
LQD | 米ドル建ての投資適格の社債 | 9.0% | 8.7% | -0.3% | ¥37,884 |
MBB | 米国政府機関が発行・保証した投資適格のモーゲージ・パススルー証券(住宅ローン担保証券) | 7.2% | 0.0% | -7.2% | ¥0 |
IEF | 残存期間7-10年の米国債 | 5.4% | 5.2% | -0.2% | ¥22,768 |
SJNK | 米ドル建ての残存期間0-5年のハイイールド社債 | 3.6% | 4.7% | 1.1% | ¥20,593 |
TLT | 残存期間20年超の米国債 | 3.6% | 3.0% | -0.6% | ¥13,186 |
IGSB | 米ドル建ての残存期間1-3年の投資適格債 | 3.6% | 0.0% | -3.6% | ¥0 |
VMBS | 米国政府機関が発行・保証した投資適格のモーゲージ・パススルー証券(住宅ローン担保証券) | 2.4% | 7.8% | 5.4% | ¥33,890 |
EMB | 米ドル建ての新興国債券 | 1.6% | 0.0% | -1.6% | ¥0 |
SRLN | 米ドル建てのバンクローン(シニア・ローン、担保付債務) | 1.1% | 0.0% | -1.1% | ¥0 |
HYG | 米ドル建てのハイイールド社債 | 0.8% | 0.0% | -0.8% | ¥0 |
SPSB | 米ドル建ての残存期間1-3年の投資適格債 | 0.0% | 3.8% | 3.8% | ¥16,547 |
EMLC | 現地通貨建ての新興国債券 | 0.0% | 1.7% | 1.7% | ¥7,532 |
JNK | 米ドル建てのハイイールド社債 | 0.0% | 0.9% | 0.9% | ¥3,845 |
TIP | 米国の物価連動国債 | 4.8% | 0.0% | -4.8% | ¥0 |
IYR | 米国のリート・不動産株 | 3.4% | 0.0% | -3.4% | ¥0 |
DBC | コモディティの先物 | 2.8% | 3.5% | 0.7% | ¥15,309 |
IAU | 金(現物) | 2.4% | 2.5% | 0.1% | ¥11,017 |
IGF | インフラ関連株 | 1.3% | 0.0% | -1.3% | ¥0 |
SLV | 銀(現物) | 0.8% | 1.1% | 0.3% | ¥4,923 |
RWX | 米国を除く世界各国のリート・不動産株 | 0.1% | 0.0% | -0.1% | ¥0 |
XLRE | 米国のリート・不動産株 | 0.0% | 5.1% | 5.1% | ¥22,244 |
VTIP | 米国の1-5年の物価連動国債 | 0.0% | 4.8% | 4.8% | ¥21,010 |
現金 | ¥553 | ||||
合計 | ¥436,026 |
当サイトの場合は、THEOの運用方針で予定されていた38銘柄のETFのうち、17銘柄は購入できていません。
逆に運用方針に無いETFを6銘柄所有している状態、、、、?
これは、どういうことなのでしょうか?
THEOのキャッチコピーは、「1万円から始める国際分散投資」ですが、実際は500万〜1,000万円からできる国際分散投資なのかもしれません。
是非、単元未満株の購入を採用していただきたいと思います。
ちなみにTHEOと同じロボアドバイザーで口座数1位のWealthNaviでは、投資額10万円でも単元未満株のシステムで運用方針通りの銘柄が購入できます。
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実際のポートフォリオ
資産運用方針
あくまで個人的な感想ですが、 THEOの運用方針は個人の資産運用の感覚と温度差があるのかもしれません。
THEOの資産運用方針を決めている方は、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)運用委員。
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の資産額は、約700兆円!
700兆円の運用をしている人であれば、0.1%だけETFを買うという考えをすることは普通でしょう。
700兆円の0.1%は7,000億円ですから…。
でも私達の様な庶民は、投資額の0.1%だけ他に分散するといわれても、ピンと来ないのが現実です。
そんなに分散しても、コストがかかるだけで、メリットは少ない様な気が…。
個人的には、ロボアドバイザーではやはりWealthNaviが、運用方針でも一歩リードしている印象を受けます。
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