
定期預金って普通預金よりマシだと思っていたんだけれど…

思っていたけれど?

雀の涙もないほどの利息しか付かないの! もう少しいい方法ってないのかしら?
目次
定期預金に100万円預けても…
定期預金、馬鹿らしいと思いませんか?
「当面使う予定がないお金を、とりあえず定期預金に…」
その定期預金、実はインフレになると減り続けることに。
以前は金利も高かったので、定期預金でも利益を得て資産を増やすことができました。
しかし今は…超低金利。
100万円預けていたとしても、金利が0.1%でようやく1,000円の利息…
みずほ銀行が1.9万人削減
こうした中、先日、みずほ銀行が2026年度末までに1.9万人の行員を削減、国内拠点の2割にあたる約100店舗を削減することを発表。
三菱東京UFJ銀行では、2023年度末までに6,000人分の行員を削減。
三井住友フィナンシャルグループでも、2019年度末までに4,000人分の業務量削減を発表しました。
メガバンクといえば長年、1,000人規模で新卒採用を続けてきた企業。
それが一転して大規模な削減をせざるを得なくなった背景には、金融業界自体が大きく変化していることがあるのです。
銀行というシステムが破綻しつつある
「銀行」の業務は…
- 預金を集める
- 企業などに資金を貸す
- その金利差で利益を出す
これが銀行のビジネスモデルです。
しかし現在は超低金利で金利差がなくなったため、利益を出すことが難しくなっているのです。
それに加え、企業の資金調達方法も多様化。
銀行を介さない資金調達もできるようになり、テクノロジーの進化によりスマホで簡単に決済ができたり、仮想通貨が広く普及したり…
銀行を介さずにほとんどの取引が可能となり、銀行システムそのものが不要になりつつあるのです。

銀行に預けていれば安心だと思っていたけれど、その銀行自体が危うい状態だなんて…

銀行は安心だという考えを改めないといけないし、定期預金だとお金は増えないからこそ注目したいのが、世界経済の成長率なんだ
世界経済は成長している

経済の成長率って言われても、日本の状況を見ていたらそんなに期待できる感じでもないけど…

日本の経済成長率は世界でも特に低いからね。もっと視野を広げて見れば分かるけど、世界経済は長期的に見ると右肩上がりで成長を続けているんだよ
NYダウ平均と日経平均の推移
バブル崩壊以降、経済の低迷が続いているイメージの強い日本。
最近になってようやく「バブル期以来の高値」といった言葉を耳にするようになりましたが、いまだにバブル期の最高値を更新できずにいます。
一方のNYダウ平均は順調に推移しており、2017年に入ってから何度も「最高値を更新」という言葉を耳にしました。
1990年から2017年11月まで、過去27年間におけるNYダウ平均と日経平均の上昇率は次の通り。
- NYダウ平均:+803%(約9倍)
- 日経平均:-35%
ダウ平均と日経平均の比較
1990年以降、アメリカでは湾岸戦争やITバブルの崩壊、同時多発テロにイラク戦争、リーマンショックなど実に様々なマイナス要因がありました。
それでも長期的に見れば+800%以上の伸び率を記録し、現在も続伸中です。
米国人の金融資産は過去20年で3倍以上に
こうした経済成長の恩恵を受け、米国人の金融資産も順調に増加。
1995年から2015年の20年間で、金融資産は約3.11倍に増えています。
一方の日本はどうかというと、金融資産は1.47倍と米国の半分以下。
投資が盛んな米国では経済成長に伴って資産も増加していますが、現預金がメインの日本では伸び率も低くなっているのです。

日本では投資よりも貯金という考え方がいまだに根強い。貯金は金利が低いから資産も増えず、結果的にこれだけ差が開いてしまったんだ
資産を日本に集中するリスク
「資産の全てを日本国内で持つこと」
日本で暮らしている以上これはごく当たり前のことで、何の危機感も感じないかもしれません。
しかし、実際は「リスク」でもあるんです。

海外に移住するわけでもないのに、円以外の資産を持つ理由がよく分からないんだけど…

ここで考えたいのが、お金の価値。インフレで物価が上昇すると、お金の価値が下がってしまうんだ
インフレ2%で貯金が2%減り続ける
以前からアベノミクスが目標に掲げている物価目標+2%。
これが実際に達成されると、現在1万円のものが1万200円になります。
つまり、これまでは1万円で買えていたものが、200円余計に払わないと買えなくなってしまうのです。

…ということは、1万円のまま持っていてもダメってこと?

そう。インフレ目標+2%が達成されると、今の1,000万円も10年後には820万円くらいの価値にしかならない。
つまり定期預金みたいに『元本さえ確保できれば安心』とは言えないんだ
定期預金より個人向け国債がマシだけど…
定期預金よりもマシな方法として挙げられるものに、元本保証の個人向け国債があります。
2017年11月時点で、個人向け国債の金利はいずれも0.05%。
定期預金の金利が0.01%なので、定期預金よりマシなのは事実です。
しかし、インフレ率が2%になると国債も0.05%では損失が出る可能性も。
金利がインフレ率を下回ってしまうと物価上昇に追いつけないため、結果的には損失となってしまうのです。
個人向け国債についてはこちらも参考に
⇒定期預金より金利が高くて安全! 個人向け国債とは
インフレで損しないためには運用
インフレになっても損をしないためには、インフレ率を超えるリターンを得る必要があります。
物価上昇+2%で1万円が1万200円になっても、+3%のリターンが得られれば1万円は1万300円となってお釣りがもらえますよね。
つまり、インフレに対応するためには「運用して、インフレ率以上のリターンを得る」ことが大切なのです。
世界分散で運用する富裕層型の投資
インフレで資産が減らないために、富裕層はどうしているのでしょうか?
多くの富裕層が利用しているのは、プライベートバンクなどによる世界分散型のおまかせ投資。
プライベートバンクとは、スイスなどにある富裕層専門の銀行で、最低預入金額は数億円とも言われます。
プライベートバンクでは、年間数%の管理手数料で、資産を世界の国と資産クラスに分散して運用してくれます。
世界分散することで、インフレリスクもヘッジ(避ける)しているんですね。

インフレ率以上のリターンを得ることと、世界分散で資産を保有することが大切ってことね。
でも、自分でやるのは難しそう…

しかし技術の進歩によって、ロボアドバイザーというものがこの数年で急速に広まった。ロボアドバイザーを使えば、初心者でも手軽に国際分散投資が始められるよ
初心者でもできる世界分散投資
テクノロジーが進化したおかげで初心者でも10万円の少額から世界分散投資が可能に。
ロボアドバイザーなら、投資対象商品の発注から運用のメンテナンス、さらには税金の最適化まであらゆることが「お任せ」できるのです。
ロボアドバイザーは本場アメリカではすでに一般的なサービスですが、まだ日本ではこの1〜2年で知名度が上がってきたばかり。
日本のロボアドバイザーでは、WealthNavi(ウェルスナビ)が定番。
WealthNavi(ウェルスナビ)は、預かり資産残高、運用者数ともに国内第1位のロボアドバイザーサービスです。
運用に利用する投資アルゴリズムは、世界の富裕層も利用しているノーベル賞受賞理論に基づいたもの。
投資未経験者でも、世界の富裕層と同じレベルの資産運用が自動でできるサービスです。
WealthNaviでは、口座を開設し設定まで済ませれば、あとは投資に必要なすべてを全自動で行ってくれます。
投資対象は米国市場に上場しているETFで、実質的に世界50か国・約11,000社に投資。
運用は米ドル建てで行っており、2016年1月から2017年9月末までのリターンは+9〜25%(リスク許容度によって異なる)
外貨保有と好調な運用実績から、インフレ対策もバッチリです。
あなたに最適なリスク許容度を診断
資産運用で重要なのが、一人ひとりのリスク許容度に合ったポートフォリオを構築すること。
ウェルスナビでは簡単な6つの質問に答えるだけで、あなたに合ったリスク許容度を診断。
その結果をもとに、最適なポートフォリオを自動で構築してくれます。
WealthNaviについて詳しくはこちら
⇒WealthNavi(ウェルスナビ)の注意点、他のロボアドとの比較まとめ!
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質問内容もシンプルだから、投資の経験がなくても大丈夫。診断にかかる時間も1分程度だから、思い立ったときにいつでも気軽に診断できるんだ
技術の進化で低コストに
これまで、こうした「お任せ投資」を利用するためには3~5%程度の手数料が必要でした。
しかし、WealthNaviは運用に必要な手間を全て自動化することでコストを削減。
預かり資産残高の1%(税抜)という低コストで、お任せ投資が利用できるようになりました。

自分で運用した方が手数料もかからなくていいんじゃないかと思うかもしれないけれど、自力でWealthNaviと同じ運用をすると実は1%以上のコストが必要になる。そして運用の手間まで考えると、WealthNaviのほうが結果的にお得なんだ

年間1%の手数料が必要でも、外貨建ての運用ができるし定期預金よりはるかに良い気がするわ…

将来に備える意味でも、これからは貯金だけではなく運用が必要になる。WealthNaviなら余計な手間もかけずに運用できるから、定期預金と同じ感覚で、定期預金以上に資産を増やすこともできる。何かと忙しい若い世代にこそ、積極的に活用することをオススメするよ