あやあや

2018年1月からスタートした『つみたてNISA』って、長期・積立・分散投資を支援するための制度なんだよね

マスターマスター

そう。つみたてNISAなら、分配金や運用益が非課税になるんだ

あやあや

長期・積立・分散投資といえばお任せ投資のWealthNavi(ウェルスナビ)もあるけれど、どんな違いがあるのかな?

マスターマスター

つみたてNISAは国の制度、WealthNavi(ウェルスナビ)はロボアドバイザーのサービスだから全く違うものだけどね。
例えるなら、NHK放送局とAKB48を比べるようなものかな。


あやあや

全然違うね…

WealthNaviとつみたてNISAも積立で運用

WealthNaviもつみたてNISAも資産を運用するツール。

目的は同じですが、つみたてNISAは「積立投資限定」で、強制的に積立投資。
限度額が決まっていますが、利益が非課税になるというのが最大のメリット。

WealthNaviは民間の会社が運営するロボアドバイザーサービスなので、自由に利用できますが、特に優遇措置はありません。

どちらがオススメ?

WealthNaviがオススメな人

  • 年間投資額が40万円以上の人
  • 海外資産も保有しておきたい人
  • 投資にかかる手間をとにかく省きたい人
  • 20年以上の長期にわたって資産運用をしたい人
  • 投資に関する知識が少なく、商品の選び方などに不安を感じる人

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WealthNaviの詳細

つみたてNISAがオススメな人

  • 年間投資額が40万円以下の人
  • 分配金や運用益にかかる税負担をゼロにしたい人(損しても損益通算はできませんが)
  • 商品の選定や運用中のメンテナンスなど自分で投資をコントロールしたい人

WealthNaviとつみたてNISAの比較

目的は同じでも内容は全く違うWealthNaviとつみたてNISA。

違う点を比較すると、上手く使い分ける方法が分かります。

比較するのはこのポイント

  1. 運用期間
  2. 積立可能額
  3. 投資対象
  4. 商品選定方法
  5. 手数料
  6. 税金について

1.運用期間

WealthNavi
特に制限なし。長期投資(10年以上)を推奨
つみたてNISA
2037年まで利用できる制度

WealthNaviは運用期間の定めなし

WealthNaviの利用にあたって、運用期間に関する制限などはありません。

早く始めれば始めるほど長期投資が可能となり、より安定した投資実績を出すことも可能。

最低でも10年以上の長期投資を推奨しています。

つみたてNISAは最大20年間

つみたてNISAが利用できるのは、2018年から2037年までの20年間。

投資を始めた年から20年間は分配金や運用益が非課税となるため、2037年中に購入した商品については2056年まで非課税で保有できます。

※「非課税で保有できる」のが2056年までであって「2056年までつみたてNISAを使って積立が継続できる」わけではありません。つみたてNISAを使って積立ができるのは2037年までです。

2.積立可能額

WealthNavi
最低1万円/月で上限なし
つみたてNISA
最低100円/月、年間40万円まで

WealthNaviは上限なく積立可能

WealthNaviの積立はオプション扱いですが、積立を利用する場合は月1万円以上から利用可能。

特定月に積立額を増額もできます。

ボーナスは投資に回すなど、柔軟な対応が可能です。

つみたてNISAは年間40万円まで

つみたてNISAでは、年間40万円まで積立可能。

1ヶ月あたり約3万3,000円です。

最低金額は投資対象の商品によっても異なりますが、100円から利用可能。

年間40万円以上の積立を考えている場合、40万円を超える分は特定口座などで運用する必要があります。

※年間40万円で20年間利用できる制度なので、投資元本は最高でも800万円までとなります。

あやあや

つみたてNISAは年間40万円まで積立できて、投資を始めてから20年間は非課税で保有できるわけだけど、非課税期間中は『保有する』か『売却する』のどちらかしか出来ないのかな?

マスターマスター

そう。1年かけて最高40万円まで積み立てて、それを最長20年間は分配金・運用益ともに非課税で保有できるってこと

例)2018年に月3万円ずつ積み立てた場合

2018年中に36万円分の商品を購入。

20年後の2037年まではこの36万円分の商品について、分配金・売却した際の運用益ともに非課税。

2038年になるとNISA以外の口座(特定口座など)に払い出される。

2019年以降、2037年までは同様のしくみで利用できる。

3.投資対象

WealthNavi
米国市場に上場しているETFの中から選定した6〜7銘柄、米ドル建て
つみたてNISA
国の基準をクリアした投資信託とETFのうち、証券会社が取り扱うもの

WealthNaviは低コスト海外ETFを米ドル建てで運用

海外ETF(米国上場ETF)を投資対象としているWealthNaviでは、資産クラスごとに次のような観点から最良と考えられるETFを選定しています。

  • 資産クラス全体に連動するインデックス投資である
  • 純資産総額が十分にある
  • 取引量が多く流動性が高い
  • 外国投資信託の届出がされている
  • 低コストである

ETFを投資対象としているのは、低コストかつ使い勝手のいい金融商品であるため。

世界の機関投資家や富裕層からも広く利用されています。

WealthNaviを利用すれば、実質的に世界50か国・約11,000社への分散投資が可能です。

また、資産が円に集中するリスクを避けるため、世界の基軸通貨である米ドル建てで運用。

通貨分散まで含めた国際分散投資を実現しています。

つみたてNISAは国の基準をクリアした投資信託とETF

つみたてNISAで利用できる商品は、国が定めた明確な基準をクリアした投資信託とETF。

※インデックス投信が基本ですが、一定の条件を満たしたアクティブ投信も対象として認められる。

たとえば公募株式投資信託であれば、次の要件をすべて満たしたものだけが対象商品となります。

  • 販売手数料がゼロのノーロード投信である
  • 信託報酬は一定水準以下(国内株のインデックス投信なら0.5%以下)
  • 過去1年間に顧客が負担した信託報酬の概算金額を通知することが義務
  • 信託契約期間が無期限または20年以上
  • 分配頻度が毎月ではない
  • ヘッジ目的の場合等を除き、デリバティブ取引による運用を行っていない
あやあや

WealthNaviもつみたてNISAも、とにかく低コストであることを徹底している感じだね

マスターマスター

コストを抑えることは投資の基本でもあるからね。特に長期投資だと保有期間が長くなるから、信託報酬を抑えることが重要なんだ

4.商品選定から運用まで

WealthNavi
リスク許容度診断に基づき最適なポートフォリオを自動で構築、理論に基づき自動で運用
つみたてNISA
証券会社の取扱商品から自分で選定、運用は自分で行う

投資の知識がなくても始められるWealthNavi

WealthNaviが投資対象としている資産クラスは、次の7つ。

  • 米国株
  • 日欧株
  • 新興国株
  • 米国債券
  • 物価連動債
  • 不動産

資産クラスごとに最良と考えられるETFをあらかじめ選定していますが、それぞれどんな配分比率にするのが良いのかという最適ポートフォリオも自動で構築してくれます。

最適ポートフォリオの構築に必要なリスク許容度についても、簡単な6つの質問に答えるだけで診断。

その後の運用についても、ノーベル賞を受賞した理論に基づいて自動で最適な運用をしてくれます。

投資の知識や経験がなくても、世界の機関投資家や富裕層が利用している運用方法と同じ資産運用が可能になるというわけです。

自分自身で商品選定や配分を決めるつみたてNISA

一方のつみたてNISAは、自分で商品を選び配分まで決める必要があります。

投資の知識や経験がないと難しく感じるかもしれません。

そのため、つみたてNISAではバランス型の投資信託(1つの商品で複数の資産クラスに投資するもの)も数多くラインナップされています。

バランス型投信であれば配分比率もあらかじめ決められていて、運用中のメンテナンスも自動的に実施。

手軽に分散投資ができるという点では有効な商品と言えます。

マスターマスター

つみたてNISAの商品は、株式型かバランス型のどちらかしかないんだ。WealthNaviのように様々な資産クラスに投資をするなら、バランス型を選ぶ必要がある

あやあや

バランス型を活用することで資産クラスの分散を実現しているってことね

5.手数料

WealthNavi
預かり資産残高の1%+投資対象ETFの信託報酬(0.11〜0.14%)
つみたてNISA
投資対象となる投資信託やETFの信託報酬+ETFの取引手数料(投資信託はノーロード)

手数料が発生するが完全お任せ投資ができるWealthNavi

最適ポートフォリオの構築から発注、リバランスなど、投資の全てをお任せできるWealthNavi。

預かり資産残高の1%が運用管理費(手数料)となります。

別途、投資対象ETFの信託報酬も必要なので、実質的な手数料は1.11〜1.14%に。

手数料1%と聞くと高く感じるかもしれませんが、海外ETFの購入からメンテナンスまでの手間と費用を考えると割安とも言えます。

ただし、リターンがマイナスの場合でも手数料は必要なので、その点には注意してください。

自分で運用した場合についてはこちらも参考に
WealthNaviの資産配分を自分で運用するとお得? 徹底検証してみた!

手数料を出来る限り抑えているつみたてNISA

つみたてNISAでは自分自身で商品の選定から運用までを行うため、運用管理費は不要。

実質的な手数料は、投資信託やETFの信託報酬とETFの取引手数料のみでOKです。

ただし、対象商品のうちアクティブ投信については手数料基準が1〜1.5%以下となっているため、商品によっては1%以上の手数料となる場合もあります。

あやあや

つみたてNISAはとにかくコストを抑えて、資産形成を後押ししようって感じだね

マスターマスター

その代わり、商品選定や運用中のメンテナンスなどは自分でやる必要がある。そして商品によっては手数料が高いものもあるから、選ぶ際にはよく確認することをオススメするよ

6.税金について

WealthNavi
分配金や運用益は課税対象。ただし、税負担を軽減する自動税最適化機能(DeTAX)あり
つみたてNISA
分配金や運用益は投資を始めた年から20年間は非課税

WealthNaviは通常の投資と同じだが自動税最適化機能あり

WealthNaviには非課税になるような税制面の優遇はなく、特定口座などで運用した場合と同様の税金がかかります。

しかし、税負担を軽減するための機能(自動税最適化機能・DeTAX)あり。

これは分配金やリバランスによる税負担が一定額を超えた場合、ポートフォリオの中に含み損があればそれを実現することで税負担を繰り延べる機能です。

こうした機能により投資効率を上げることで、よりよい運用実績を出すことを目指します。

分配金や運用益は非課税となるつみたてNISA

つみたてNISA最大のメリットとも言えるのが、この非課税制度です。

投資を始めた年から最長20年間は、分配金(普通分配金に限る)や運用益が非課税となります。

通常であれば約20%が税金として引かれてしまうので、非課税の効果はかなり大きいと言えますね。

あやあや

分配金や運用益が非課税になるのは、やっぱり魅力的だね

マスターマスター

税金もコストの一部だからね。少額投資を考えている人にとって、つみたてNISAはメリットが大きいと言えるよ

つみたてNISAについてはこちらも合わせてお読み下さい。
初心者もこれで分かる「つみたてNISA(積立NISA)」とは

WealthNaviについてはこちらも合わせてお読み下さい。
WealthNaviの注意点、他のロボアドとの比較まとめ

リスク許容度を診断してみるならこちらの公式サイトで
WealthNaviの診断はこちら

あやあや

こういうことを、全部まとめて分かりやすく教えてくれるサービスってないの?


マスターマスター

最近はライザップのお金版みたいな「ファイナンスジム」がニューヨークで話題だね。
日本にも、東京限定だけどあるよ。


日本初のファイナンスジムbookeeが、表参道・銀座・新宿にオープンして話題になっています。

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