あやあや

ロボアドバイザーのことを調べていたんだけど、大手証券会社の野村證券にもロボアドバイザーサービスがあるのね

マスターマスター

野村のゴールベースのことかな

あやあや

やっぱり大手証券会社が提供しているから、良いサービスなのかな?
私が気になっているWealthNaviと比べてどうなんだろう?

WealthNaviと野村のゴールベース

マスターマスター

WealthNaviも野村のゴールベースも、どちらもいわゆるロボアドバイザーを利用したサービス。でも、WealthNaviが投資一任サービスなのに対して、野村のゴールベースは資産運用助言型のサービスなんだ

WealthNaviの概要

WealthNaviLP

WealthNavi(ウェルスナビ)は、預かり資産残高、運用者数ともに国内第1位のロボアドバイザーサービスです。

※2020年10月9日時点で、預かり資産残高3,000億円、口座数34万口座を突破。

運用に利用する投資アルゴリズムは、世界の富裕層も利用しているノーベル賞受賞理論に基づいたもの。

世界中の投資家からも多く利用されている低コストの海外ETFを投資対象としています。

投資未経験者でも、世界の富裕層と同じレベルの資産運用が自動ででき、商品の選定から発注、節税まで投資に関わるあらゆることをお任せできる、投資一任サービス。
wealthnave自動メニュー
始めるのに必要な作業は、ポートフォリオ構築のために質問に答えることと、入金、積立額の設定だけ。

一人ひとりのリスク許容度に応じて最適化されたポートフォリオを継続的にモニタリングし、最適な配分になるよう自動でリバランスするなど運用は完全にお任せでOK。

また、WealthNaviは自動積立(積立額は月1万円以上)にも対応。

振込や増額といった手続きをする必要もなく、着実に資産形成ができます。

リスク許容度を診断してみるならこちらの公式サイトで
WealthNaviの診断はこちら

WealthNaviについて詳しくはこちらも合わせてお読み下さい。
WealthNaviの詳細

野村のゴールベースの概要

質問に答えるだけで、あらかじめ指定された投資商品(のむラップファンド)の中から自分に合った商品をオススメしてくれるアドバイス型のサービス。

商品選びのお手伝いといったイメージです。

バランス型の投資信託が投資対象となっているので、一般的なバランスファンド同様、リバランスは自動で実施。

しかし、その他の運用については自分自身でやる必要があります。

あやあや

野村のゴールベースは商品選びを手伝ってくれるだけなのね

マスターマスター

そう。だからWealthNaviのように運用管理費などは不要なんだ

あやあや

ということは、その分コストも安いのかしら?

マスターマスター

それがね…低コストとも言えないんだ。原因は投資対象としている投資信託の手数料にあるんだけど、まずはそれぞれの投資対象から見てみよう

投資対象は?

WealthNaviの投資対象

WealthNaviの投資対象は海外ETF。

それも、資産規模や流動性、コストといった点から選定した6〜7銘柄が対象です。

銘柄選定基準はホワイトペーパーで公表されていて、誰でも見ることができます。

また、ETFの運営会社から手数料や広告料を一切受け取っておらず、完全に中立な立場で投資対象銘柄を選んでいます。

野村のゴールベースの投資対象

野村のゴールベースの対象商品は、のむラップファンドという投資信託。

のむラップファンドのラインナップはリスクの異なる5種類のバランス型投資信託で、野村アセットマネジメントが運用しています。

【のむラップファンドのラインナップ】

  • 保守型
  • やや保守型
  • 普通型
  • やや積極型
  • 積極型

それぞれ、株式や債券といった資産クラスの投資比率が異なります。

例)保守型の場合は国内株式・外国株式・世界REITへの投資比率が原則50%以内なのに対し、積極型では制限なしとなっている。

投資対象となる投資信託を運用しているのが野村アセットマネジメント(関連企業)ということで、完全中立とは言い難い点も要注意です。

あやあや

投資対象に関しては、ETFと投資信託で違いがあるのね。一般的にETFより投資信託の方が信託報酬は高くなっているんだっけ?

マスターマスター

そうだね。ただ、のむラップファンドの手数料はさすがに高すぎる気もするんだ…

手数料の比較

WealthNaviの手数料(年間)

運用手数料 1.00%
信託報酬 0.11〜0.14%
合計コスト 1.11〜1.14%

野村のゴールベースの手数料(年間)

運用管理費 なし
信託報酬 1.08〜1.38%
合計コスト 1.08〜1.38%
(ただし別途費用が発生)
あやあや

野村のゴールベースは運用管理費不要なのに、WealthNaviより手数料が高い…そして別途費用が発生するってどういうこと?

マスターマスター

実は、野村のゴールベースが勧める『のむラップファンド』は、購入手数料や信託財産留保額が必要なんだ

【のむラップファンドに必要な費用】

購入手数料 1%(スイッチングによる購入の場合は0.5%)
信託財産留保額 0.3%
あやあや

購入手数料として1%必要なの?
ノーロードじゃないのね…

マスターマスター

仮に積立投資をやろうとすると、手数料だけで毎回1%も引かれてしまう。積立には不向きの商品なんだ

あやあや

積立じゃなくても、信託報酬で1%以上かかるのはちょっとなぁ…WealthNaviだと積立もできて、手数料は最大でも1.14%なんでしょう?

マスターマスター

そう。だからボクとしては、野村のゴールベースがどうこうよりも、この『のむラップファンド』自体がオススメできないんだよね。手数料って結局は、運用会社の利益にもなるし

診断の質問項目について

マスターマスター

投資対象がイマイチという時点でWealthNaviの方が断然オススメなんだけど、質問項目に関しても首をかしげたくなる内容があるんだ

WealthNaviの質問項目

年齢や年収、積立額や運用目的など、シンプルで分かりやすい6つの質問から構成されている

野村のゴールベースの質問項目

「部屋の真ん中と壁際に置いてあるソファならどちらに座るか?」
「餌やり厳禁というルールだが、可愛い野良猫がいた場合どうするか?」
など28の質問から構成されている

あやあや

どのソファに座るかによって、最適な資産運用方法が導き出せるのかな…

マスターマスター

もちろん、投資に関係しそうな質問内容も含まれているけどね。でも、投資と無関係な質問って必要なのかな?と思う人も多いかも

野村のゴールベースを利用しなくても、最適な商品は選べる

「のむラップファンド」の商品説明書には、ヒアリングシートというページが含まれています。

実はこれ、投資スタイル選びの際に利用するシート。

全部で6つの質問項目から当てはまるものにチェックを入れ、チェックの付いた項目の得点を合計することで、投資スタイルを判定できるというものなんです。

マスターマスター

手っ取り早く投資スタイルを判定したいなら、ネット上で『のむラップファンド』の商品説明書をチェックすればいい話なんだよね。実は

あやあや

ゴールベースの質問内容って心理テストみたいだし、気楽に心理テスト気分で診断してみたい人は、野村のゴールベースを利用してみると楽しいかもしれないね

完全お任せ投資をするか、バランスファンドを購入するか

野村のゴールベースは「ロボアドバイザー」と名前がついているものの、実質的には「関連企業のバランス型投資信託を勧める」サービス。

バランス型の投資信託なのでリバランスはやってくれますが、それ以外は自分自身でやる必要があります。

WealthNaviの場合、自動リバランスはもちろん手数料無料で積立にも対応し、税金の最適化まで実施。

投資対象としている海外ETFの手数料も、とにかく低コストの銘柄を選定しています。

あやあや

ロボアドバイザーの機能がどうこうよりも、信託報酬が高かったり購入手数料が必要になる投資信託で運用するのは避けたいな…

マスターマスター

WealthNaviも1%程度の手数料は必要だけど、投資に関する様々なことを自動でやってくれるからね。投資対象のETFに関してはとにかく低コストの銘柄を選んでいるし、WealthNaviの方が断然オススメだよ

注意点が多い「野村のゴールベース」

ロボアドバイザーが注目されていることもあって、名前を聞いただけで利用したくなってしまう人もいるかもしれません。

しかし野村のゴールベースはあくまでも「助言型」のロボアドバイザー。

最終的にオススメする商品もコストの高い投資信託となっていて、正直なところあまりオススメではありません。

ノーロード投信でもないため、積立にも不向き。

効率よく資産運用したいと考えるなら、WealthNaviの方がオススメです。

あやあや

大手証券会社のロボアドバイザーだから期待したけれど、利用するならWealthNaviの方がいいってことね

マスターマスター

今まで投資に無縁だった人の中には、大手証券会社だから安心と考える人もいるかもしれない。でも、対面販売をやっている証券会社は、どうしても手数料が高くなってしまいがち。コストを抑えることは投資効率を上げるためにも大事なことだから、常にコストをチェックすることは忘れずにね

リスク許容度を診断してみるならこちらの公式サイトで
WealthNaviの診断はこちら

WealthNaviについて詳しくはこちらも合わせてお読み下さい。
WealthNaviの詳細

【主なロボアドバイザーとの比較】
※表はスクロールします→

 WealthNaviTHEO楽ラップSBIファンドロボ投信工房マネラップ
(MSV LIFE)
マネックスアドバイザーダイワファンドラップONLINE野村のゴールベース
運営元ウェルスナビ株式会社株式会社お金のデザイン楽天証券SBI証券松井証券マネックス・セゾン・バンガード投資顧問マネックス証券大和証券野村證券
総資産額1700億円241億円100億円以上不明
開設口座数24万口座4万口座不明不明
開始時期2015年4月2016年2月2016年7月2016年7月2016年11月2016年9月2017年10月2017年1月2016年11月
特徴ロボアドバイザーでは預かり資産・運用者数で国内1位。大手金融機関と政府系ベンチャーキャピタルの出資会社で信頼性も高い1万円から始められるが、ETF購入単位を考えると分散には数十万円が最低必要。楽天証券と、世界で活躍する投資のプロが協業。商品やポートフォリオの提案からメンテナンスまで自動で実施。自分に合う投資信託を探せるアドバイス型のサービス。あくまでも「投信探しのお手伝い」なので、運用は自分で行うリスク許容度に応じて、最適な資産の組み合わせを提案。購入や運用は自分で行う。最終目標(用途や目標金額等)から最適な資産運用方法を提案。「ためる」「たのしむ」「そなえる」3つのタイプから計画を立てる。「アドバイス型」と「投資一任型」の特徴を活かしたサービス。自動でポートフォリオ運用をしながら、自分でプラン見直しもできる。3つの診断結果をもとに、ダイワファンドラップオンライン インデックス・シリーズの中から最適な商品を選び、運用してくれる。のむラップ・ファンド(バランスファンド)のうち、どのタイプが自分に合っているかを診断するアドバイス型サービス。
費用
運用手数料1.00%1.00%最大0.702%なしなし0.825%0.30%1.00%なし
信託報酬0.11〜0.14%記載なし最大0.6796%0.1512~3.5788%平均0.37%約0.1%不明0.2214~0.3402%1.08%~1.38%
費用合計1.11〜1.14%1.00%~最大1.3816%0.1512~6.50%平均0.37%目標1.0%未満0.30%~1.2214~1.3402%2.08%~
最低投資額10万円以上1万円以上10万円以上各投信による100円以上1,000円以上5万円以上50万円以上1万円以上
自動積立額1万円/月以上1万円/月以上1万円/月以上各投信による100円以上非対応1万円/月以上非対応1,000円以上/月
機能
商品選定
自動発注××××
分配金の自動再投資×各投信で設定すれば〇各投信で設定すれば〇各投信で設定すれば〇
自動リバランス××
自動積立×××
自動税金最適化××××××××
投資対象
特徴海外上場ETFでも特に低コストな銘柄を利用30を超えるETFを利用、資産ニーズに応じて組入れるETFを選定低コストな投資信託(専用ファンド)を利用SBI証券で取り扱う全ての投資信託のうち、350本程度が対象(そのうちの1~3本を提案)松井証券が取り扱う投資信託のうち、ノーロード・低コストな約90本の投資信託が対象国内外のETFのうち、流動性や経費率を勘案して選定。iシェアーズETFのうち、国内ETFを活用ダイワファンドラップオンライン インデックス・シリーズが対象。のむラップファンド(リスク・リターンの異なる5つのタイプ)が対象。
日本株式
米国株式
欧州株式
新興国株式
海外債券
国内債券不明
×不明×××
不動産
アプリiOS・AndroidなしなしなしiOS・AndroidiOS・Androidなしなしなし
投資アルゴリズム公開
(ノーベル賞受賞の理論などを採用)
公開Finatext社、Mercer社、State Street Global Advisors者と協業世界中のプロ投資家に利用されている理論を元に作られたもの(詳細非公開)最新の金融工学と長年の金融業界での経験をもとに構築されたもの(詳細非公開)詳細不明詳細不明
保有資産の内訳確認アプリで24時間可能Web上で可能Web上で可能アプリで24時間可能アプリで24時間可能Web上で可能Web上で可能不明
選択商品と運営元の関係完全中立完全中立不明不明関係あり
(バンガードETFを取扱う)
不明関係あり
(大和投資信託の商品を取り扱う)
関係あり
(野村アセットマネジメントの商品を取り扱う)
備考30のETFに分散するには数百万円以上必要※手数料は固定報酬型の場合※費用合計はSBI証券が取り扱っている投信の信託報酬+購入手数料の合計※最低投資額は資産計画の目標達成率によって変わる※購入手数料(スイッチング時含む)、売買委託手数料など諸費用が発生
WealthNaviTHEO楽ラップSBIファンドロボ投信工房マネラップ
(MSV LIFE)
マネックスアドバイザーダイワファンドラップONLINE野村のゴールベース